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＊ぼたん＊



つらい場面も明るい気持ちにさせてくました。でも同時にすごい不安に感じてしまう人でした。
暗黒武術会決勝戦の開始前、幻海師範を想って一人になる場面がとても印象的でした。
第1巻では彼女にしかきっと言えない言葉で諭して慰めてくれたけど、コエンマの言葉を借りれば
情にもろい。だから今の仕事を続けてもっと言うと、静流たちと仲良くなって大丈夫なのかとも
思ったこともありました。
でもそれを言ってしまうと人生人と出会って大切な人がいない方がいいのかというとそうではないですものね。

たぶんコエンマの直属部下で優れた能力も持っているけど、霊界七つ道具のことではぽろっとミスをしたり、 カラリと笑って周囲を盛り上げてくれるそんな気負いのないところに何度も救われました。
厳しいこと悲しいことたくさん乗り越えたあとの強いやさしさを感じました。












＊コエンマ＊



責任感が強くて、仕事に忠実。
人がそう気付かないようなところから問題を見つけてくる。 それ故に苦悩も多いでしょう。
連載当時、少しずつ将来の仕事とか社会人になったらとか意識し始めた自分にとって コエンマは憧れの存在でした。
閻魔大王の息子であり、重大な責任を背負っている人だけれど、時にはおちゃめだったり
打算のない行動に出たりするところも彼の魅力だと感じました。
あと部下に軽口叩かれるところも。
仲間を想う気持ちも強いゆえの責任も感じ続けていくのでしょう。

あまり必要以上に感じず、少しでも慕っている部下たちや仲間と穏やかに過ごしてほしいなと 思います。
700年以上も生きている人に対してかなり妙な話ですけどね。