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朝、外へ一歩出ると青空が目に飛び込んできた

その色がゆっくり、ゆっくり心に染み込んでくる



この青い空に力をもらった


何度も 何度も



彼が魔界という異世界へ旅立ってからは

前よりも　もっと　もっと







今彼がいる世界ではどんな空が見えるんだろう

青い空は見られるかな

想像もつかない世界で元気にしてるかな


こんな気持ちになる日々に早く終わりが来るといいのに






ふと顔を上にあげるとまた青空が目に映った

その色が曇った心を割ってまた元気をくれる



きっと彼は前に進んでる

自ら選んだ場所で


私も前へ進んで行こう

自分が選んだ場所で





上を見上げれば美しい青い空


時に厚い雲に覆われて見えないときもあるけれど


すぐに見られるようになるのだといつもそう信じて



前に進んでいこう



一歩　一歩


踏みしめながら



きっとずっと前に進んでる彼に会える日まで―