幽遊白書に出会う


初めて幽遊白書を見たのは、アニメでした。
その時は通りすがりに放送(第3話)を見て、 『青いガクランの人(のちに桑原君と判明)先生にいじめられてる。』と思ったぐらいで 正直まだ題名も知りませんでした。
数ヵ月後、今度はアニメをゆっくり見る機会が ありました。
当時の私にはキャラの個性やストーリーの世界観が新鮮でした。 一番好きなキャラは蔵馬で、
思い入れが強かったのは螢子ちゃんでしたが、登場する全ての キャラに自分の中にいるまた違う自分を発見することが多くてそれがすごく楽しかったのを 覚えています。
その後原作がある事を知りました。アニメの方から知っても原作を読むと アニメは見なくなる
というのがほとんどでしたが、幽遊白書はアニメもずっと見続けました。
それは、この作品は仲の良い友達と見るのも楽しかったし、声優さんにとても興味をもった からです。
週はじめにはジャンプを読み、土曜日にはアニメを見てまた一週間がんばろうと 思っていました。
また幽遊白書について仲の良い友達とはよく話をしました。
大事になりすぎた ものは親しい友達にも隠すほうでしたが、この作品は自分の中だけに秘めるより友達と共有する方が 楽しくこれは私にとってめずらしいケースでした。




ジャンプ連載・アニメ放送終わる

一足先に連載が 終わり、そしてアニメ放送が終了しました。
はまった時からずっと恐れていたことでした。
楽しい 時間も必ず終わりは来る。私の中でほとんどを占めていたものが終わってしまう、
おおげさですが そのあと何を思って自分が生活していくのか想像がつきませんでした。
『FOREVER　FORNEVER』。
確か冨樫先生が連載の最後のページに書かれた言葉です。
しばらく経ってこの意味を自分の中で 消化できました。
この作品に出会っていろんなものが心に積もったこと、友達といい時間を分け合えた こと。
自分が信じていればこれは変わらない事実なんですよね。
最後まで読んでくださった方本当に ありがとうございました。＾＾
もう連載終了からずいぶん経ってしまった今、また色々な方とおしゃべり できたらと思います。